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広葉樹と針葉樹
広葉樹と針葉樹は、辞書で引くと広葉樹は「平たくて幅の広い葉を持つ木の総称」、針葉樹は「葉が針のように細長い種類の木」と書かれています。
建築材としての違いは、英語で針葉樹材をソフトウッド(軟材)、広葉樹をハードウッド(硬材)といわれているようにその木質にあります。
針葉樹は真っ直ぐしていて比較的軽くて強いものが多く、建築用途としては柱・梁・桁などの構造材、和風建築の造作・建具材のなどに多く使われます。
広葉樹は針葉樹より重厚で、その種類の豊富さと材面の色や木目の美しさから、建築用途としては造作・内装材・化粧材として多く使われています。
しかし、例外も多く桐は広葉樹だが軽く、イチョウは葉は広葉樹のように広いが、その材質より針葉樹として扱われています。